ダイエットに成功した人が、半年後に戻っている。
本人はたいてい「自分の意志が弱かった」と言います。でも、話を聞くとほとんどのケースで、原因は意志ではなく設計にあります。
食べる量を減らせば、体重は落ちます。それは間違いありません。
問題は、落ちた中身です。
体はエネルギーが足りなくなると、脂肪だけを都合よく使ってはくれません。筋肉も一緒に分解して使います。とくに極端な制限をしたときほど、その比率は上がります。
筋肉が減ると、何もしていないときに消費するカロリーが下がります。つまり、痩せた後のほうが太りやすい体になっている。
そこに元の食事量が戻ってくれば、当然、前より簡単に増えます。
これがリバウンドの正体です。意志の問題ではなく、引き算の順番の問題です。
「5kg落とす」という目標は、実は何も決めていないのと同じです。
見た目も変わります。筋肉は脂肪より密度が高いので、同じ重さでも体積が小さい。だから筋肉を残して脂肪を落とすと、体重の減り方以上に見た目が締まります。
逆に筋肉ごと落とすと、体重は減ったのに「なんだかたるんで見える」という状態になります。
ここを誤解している人がとても多いです。
週2回、30分から1時間の筋トレで、望まない体型になることはまずありません。そこまで筋肉をつけるには、専用の食事と何年もの積み重ねが要ります。
ダイエット中に筋トレをする目的は、大きくすることではなく、落とす中身を選ぶことです。
もう一つ、見落とされがちな理由があります。
目標体重に届いた瞬間、多くの人が「終わった」と思います。そして元の生活に戻す。当然、元の体重に戻ります。
つまりリバウンドは失敗ではなく、期間を区切ったことの必然です。
だからうちでは、達成した後にどう暮らすかまで一緒に決めます。週2の運動をどう残すか、外食の日をどう扱うか、忙しい月にどこまで落としていいか。
落とすことより、その後をどうするか。難しいのは、いつも後者のほうです。
違います。食事制限だけで体重を落とすと、脂肪と一緒に筋肉も減ります。筋肉が減ると何もしていないときに消費するカロリーが下がるため、痩せた後のほうが太りやすい体になります。そこに元の食事量が戻れば、以前より簡単に増えます。意志ではなく引き算の順番の問題です。
なりません。週2回、30分から1時間の筋トレで、望まない体型になることはまずありません。そこまで筋肉をつけるには専用の食事と何年もの積み重ねが必要です。ダイエット中に筋トレをする目的は、大きくすることではなく、落とす中身を脂肪に寄せることです。
体重は落ちますが、戻りやすくなります。同じ5kgでも、食事制限だけで落とした5kgは脂肪と筋肉の両方、筋トレを混ぜて落とした5kgは脂肪が中心です。落とした中身によって、その後の維持のしやすさが変わります。
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